猫を、多頭飼いしている方の1番の悩みは、トイレではないでしょうか。
若い猫は、1日に4回はトイレに行きますから、朝から晩まで家を留守にしているお宅ですと、1匹に1個以上のトイレが必要になります。
上手にトイレを使ってくれる猫だと、器用に場所を変えて用を足してくれますが、やはり限界がありますよね。
ここでは、猫を多頭飼いしている方向けのトイレを4つご紹介します。あなたの、環境に合ったトイレを見付けて下さい。
最終更新日:2023年6月25日
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多頭飼いのトイレに必要な要素
猫を、多頭飼いしている方には、どのようなトイレが求められるのか、どのようなトイレが必要なのかを考えて行きます。
排泄物の処理能力
この、排泄物を処理できる環境により、必要なトイレは変わってきます。
例えば、1日家に居られる環境にある方は、こまめにトイレをきれいにしてあげられるので、トイレの数は少なめでも良いかもしれません。
その一方、朝から晩まで仕事で家に居られない方や、出張が多くて家を留守にしがちな方は、全自動トイレと普通のトイレを合わせて使わないと、足りないかもしれない方もいるでしょう。
ネコのトイレに、時間を掛けたくない方は、全自動トイレを2匹に1台導入していて、計3台で6匹飼っている方がいるそうです。
全自動や自動トイレを導入すれば、トイレを置くスペースも少なめで済みますし、トイレにかける手間も少なくて済みます。しかし、値段が高いので、何台も買うのは難しい方は多いと思います。
部屋の広さや、猫の世話をしてあげられる環境を考えて、トイレを購入してください。
猫の性格を考えてトイレを選びましょう
猫の性格も様々ですが、猫のトイレの入り方も猫様々です。普通のトイレであれば、ほとんどのトイレを問題なく使ってくれます。
しかし、怖がりの猫はどうでしょうか。自動や全自動のトイレは、慣れて使ってくれるようになるまでに、2,3週間かかるかも知れません。
時間がかかっても使ってくれればよいのですが、自動トイレや全自動トイレのレビューを見ると、「猫が怖がって使ってくれない」という高額のトイレを買ったのに、猫が使ってくれなかった例もあります。
愛猫たちの性格も考えて、トイレを選んであげて下さい。
トイレの大きさ
大きさに余裕のあるトイレを選んでおくと、上手にトイレを使ってくれる猫であれば、場所を変えて用を足してくれます。
一方、不器用な猫だと、トイレ内の同じ場所でしか用を足さないので、掃除してもらうまでトイレに入らない猫もいます。
こういったところまで考えて、猫のトイレ選びしてあげるのも、飼い主さんの猫への愛情があるからですよね。
猫って、トイレ掃除が終わってすぐに、トイレを使うじゃないですか(笑)。
あれって、よっぽどトイレがきれいになったのが嬉しいんでしょうね😸
あの時の気持ちは、何とも言葉にできない猫あるあるだと、私は思っています。
猫の多頭飼いにおすすめのトイレ4選
それでは、多頭飼いにおすすめのトイレを4つ紹介していきましょう。
1 メガトレー
本体サイズ(cm) | 幅48×奥行65×高28.5 |
本体重量 | 1.3kg |
ベルギー製の、大型猫や多頭飼いのオーナーの声から作られた、ジャンボサイズのトイレです。猫用トイレとして売られている物としては、1番大きい113㎠のトイレになります。欧米の猫は、日本の猫に比べて体が大きいので、トイレも大きく作られていますね。
器用にトイレを使ってくれる猫であれば、朝から晩まで家に居られない方でも、1匹にこれ1台でなんとかなりそうです。
大容量28リットルの、日本で売られている猫用トイレとしては最も大きなトイレです。
奥側が高い作りになっています。
入り口側のカバーには、出る時に砂を落とす構造になっています。
砂が外に飛び散るのを防ぐため、カバーが付いています。
カバーの取付も簡単。
水で丸洗いが出来るので、お手入れが楽です。
不織布の専用ライナーが付いています。砂を交換する時に便利です。
メリット
- 大きい猫でもゆったり使える大きさ。
- ライナーが付いていて、砂の交換が楽です。
- 排泄物の処理がしやすい。
デメリット
- ライナーの値段が高い。
- ライナーを爪で引掻き破いてしまう。
- オープンタイプのトイレにしては値段が高い。
2 HY CAT ジャンボ
本体サイズ(cm) | 幅45×奥行61×高25 |
本体重量 | 1.2kg |
ベルギーで、デザイン・企画されたアメリカ製の猫用トイレです。素材に、飼い主や猫に悪影響を与える化学物質を使っていません。形が四角いので、同じものをいくつか並べて、多頭飼い用トイレとして使い勝手が良いと思います。
ご紹介しているのは、ジャンボサイズですが、他にもサイズがあるので、部屋の大きさに合わせたトイレの大きさ選びもできます。
壁が高く、砂の飛び散りに役立っています。
高さ15cmの出入口。
シンプルで洗練されたデザイン。
大型猫を考慮した高い壁がいいですね。
四角いので、並べて使用できます。
大型猫にも十分な大きさがあります。
メリット
- 大型猫にも十分な大きさがある。
- 一体型なので洗うのが簡単。
- 砂が飛び散らない設計になっているのが良い。
デメリット
- トイレが軽くて動く。
- スコップが付いていないのが不満。
- デザインが良くない。
3 キャットロボット オープンエアー
本体サイズ(cm) | 幅62×奥行68×高74 |
本体重量 | 10、500kg |
推奨最低体重 | 2.30kg以上 |
推奨最高体重 | 15.9kg以下 |
全自動猫トイレの中では、古株で1番ユーザーの多い機種になります。通常であれば、3日に1度の排泄物の処理で済むそうです。機能的な点からいえば、すぐにでも欲しいものなのですが、やはり値段が気になる所ですね。
まずは、YouTubeで見付けてきた動画を見て下さい
キャットロボット オープンエアーには、使用できない砂があります。
- 固まらない砂
- 紙や木製の重量が軽い砂
は、故障の原因になるので使えません。
音自体は、それほど気にならない大きさですが、猫たちがどう思うのかが心配です。
メリット
- 普通の猫トイレに比べてトイレのお手入れが楽!。
- 普通の猫トイレに比べてニオイが気にならない。
- 3匹までならトイレはこれ1台でOK。
デメリット
- サイズが大きくて場所を取る。
- 自動清掃後、便が1ヶ所に溜まるのでマメに便を退けないとエラーが発生してしまう。
- 使用できる猫砂が限られている。
4 リッチェル コロル F60
商品サイズ(㎝) | 幅60×奥行44×高さ21 |
重量 | 1087g |
シンプルイズベスト!コスパも良く、置き場所さえ確保できれば使い勝手の良いトイレです。
固まる砂を使うと、多頭飼いしている方には、お手入れが簡単ですね。
メリット
- シンプルイズベストのお手本のようなトイレで使いやすい。
- 大きい猫でも使える。
- 安さ。
デメリット
- 大きすぎて置き場所がない。
- 入口が高いので老猫には向かない(入口へのステップを付ければ解消される)。
- 砂が飛び散る。
注:紹介している商品の価格は、セールや価格変更等により変動する事があります。
まとめ
トイレを置く場所に困らない方やこまめにお手入れできる方であれば、メガトレーをおすすめします。メガトレーを2つ並べておけば、3匹までは対応できそうです。
トイレを置く場所が取れない方や外出が多くこまめに猫のお手入れが出来ない方には、全自動トイレ・キャットロボット オープンエアーをおすすめします。
排泄物を6リットル分溜めることが出来るので、1台で3匹まで使用できます。
全自動トイレは高い買い物なので、購入を迷っている方が居ると思いますが、1年間の保証が付いているので、
66,000÷365日+電気代=1日約200円+猫砂代
ぐらいの負担になります。
猫トイレを何個も並べるよりも、全自動トイレで、愛猫達に毎日快適なトイレ生活を送ってもらう方が良いかもしれません。